春らしく穏やかな気候に心和む季節となりました。
新入学の皆さん、そしてご進級の皆さん、おめでとうございます。
昨年度、看護研究を担当しました看護部教育:富樫・3西病棟責任者:細見・3東病棟責任者:前田です。
横浜新都市脳神経外科病院 看護部では、毎年年度末に1年間の成果発表とした「看護研究発表会」を開催しています。
今回は、各部署より9演題の発表がありました。ここでいくつか紹介したいと思います。
急性期病棟では「褥瘡発生予防」に関する発表がされ、スタッフの意識改革やポジショニングに関する取り組みの成果でした。また、看護師視点からのケアの質の向上に向けた取り組みとして、「栄養状態に関する看護計画の立案」「排便コントロールのための下剤選択」といった、日常的なケアにフォーカスを当てた内容であり、すぐにでも現場で活用できる興味深い内容でした。
手術室の発表では、「手術中の体位固定に関する研究」、そしてSCU病棟では、「世代に合わせた教育や指導に関わる研究」、外来では看護部で実践した「院内蘇生教育の成果」、回復期病棟では各部署でも課題としそして、強化している「退院支援」と緊張した面持ちの中、発表する姿にも成長を感じられるものがありました。
各部署、たくさんの聴講者も参加され部署間の共有の機会にもなりました。
看護研究は、組織として協力し合い、現場の問題を考え次の看護に繋げる!「チーム新都市」だからこそできる取り組みです。看護の質を高めるためにも、「研究等の研鑽をし続けることが大切です」と総評でも看護部長が話されていました。
研究の意義や取り組む楽しさを感じられるよう、これからも全力でサポートしていきたいと思います。
チームワークの良さが魅力でもある当院で、是非一緒に働いてみませんか?皆さんのお越しをお待ちしています。