感染管理室の三田村です。
��月26日27日と福岡県久留米市で開催された日本災害看護学会に参加してきました。
私は2011年より日本看護協会の災害支援ナースとして被災地で活動を行っており、今回は「感染管理認定看護師の視点での平成27年度北関東・東北豪雨や熊本地震の活動報告」と、日本看護協会主催のシンポジウムに「災害支援ナースの立場から」とシンポジストとして意見を発表させていただく機会を得ました。
発表後には東日本大震災の支援派遣の時にサポートしていただいた兵庫県看護協会の方や、支援活動前後でずっとお世話になっていた神奈川県看護協会の方とも久しぶりに再会することができ、災害支援活動を通しての人との繋がりを強く感じることができました。
災害医療と言うと、とかく急性期活動に目が行きがちですが、あらゆる分野において長期的なかかわりを要す分野です。医療施設と異なり、物資が不足する中での柔軟に対応できる臨機応変さと創意工夫と経験が重要になるので非常に大変ですがやりがいは大きいです。将来的に被災地の感染制御に関わることができたらいいなぁと大きな目標を胸に横浜に帰ってきました。
災害支援ナースとして活動を続けることができるのは、災害支援要請が突然来ても快く送り出してくれる職場環境にあると思います。これからも、災害支援ナースの支援をよろしくお願いいたします。
最後に被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
感染管理室 感染管理認定看護師
三田村裕子