皆さんこんにちは!
横浜新都市脳神経外科病院、新4SCU病棟 師長代行の下山です。
今回は、とても明るくユニークなスタッフが多いN4SCU病棟を紹介します♪
SCUとは、「Stroke Care Unit」の略で脳卒中集中治療室のことです。
横浜新都市脳神経外科病院には3つのSCU(24床)があり、新4SCU病棟はそのうち9床を有し、今後も増床を予定しています。
病室は1部屋4床の多床室と個室で構成されています。
脳卒中は一分一秒を争う病気です。
治療のスピードは患者の生命予後・機能予後に大きな影響を与えるため、脳卒中は超急性期治療がとても大切です。
しかし、超急性期治療を受けた直後の看護だけがSCU看護師の役割ではありません。
脳卒中に付随して起こる合併症にも注意しなければならないのです。
そこで今回は、今年度新4SCU病棟で特に力を入れて取り組んだことを紹介します。
まず一つ目は、脳卒中に付随して起こる誤嚥性肺炎の予防です。
口腔内を清潔に保つために、口腔ケア物品を整え勉強会を開催し、歯科衛生士や歯科回診・受診といった歯科との連携を図りました。
二つ目は、背面開放座位による廃用性症候群の予防です。
脳卒中は意識障害が生じることで、寝たきり状態になることもあるのです。
背面開放座位は自律神経の活性化に繋がり、意識レベルとADLの回復に効果があるとされています。
脳卒中リハビリテーション認定看護師の古川さんがスタッフ全員に背面開放座位の効果や方法をレクチャーしてくれました★
このように、新4SCU病棟では患者様に安心して過ごしてもらえるように、日々学習と経験を積んでいます!
とっても明るい病棟なので、SCU看護に興味がある方はぜひ一緒にN4SCU病棟で働きましょう♪
横浜新都市脳神経外科病院
N4SCU病棟 師長代行 下山志緒里